山梨県生協連 〜県内5生協の力をあわせて〜

「第25回生協大会」を開催しました
2018年12月7日更新
日 時:2018年12月1日(土)
場 所:甲府市南公民館 大ホール
主 催:山梨県生活協同組合連合会
後 援:山梨県
来場数:53名

毎年、山梨県内の生協で計画・実施している生協大会。
今年は2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標「SDGs」をテーマに学習会を行いました。
「SDGs」は持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
今回は、日本生協連 新良貴 泰夫氏を講師に「SDGs」の理解を深めました。
・テーマ 「SDGs」って何だろう?
【講師】日本生協連 新良貴 泰夫氏
「SDGs」のキーワードは
「地球環境」「社会」「経済」
このまま続けていいの?
・獲りすぎ…世界の水産資源の危機
・世界は生産できる量より50%多く消費
など複雑さを増す世界に、そもそも持続可能な開発って…資源を使ってしまい未来の人へ何も残さない開発は持続可能ではないこと。
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,自治体、学校や教育現場、生協や経団連、企業が積極的に取り組んでいます。
「足るを知る」「未来からの借り物」今の私たちにできることを行う事が重要であると「SDGs」について一人一人理解が深まりました。
<参加者の感想>
・はじめて聞く「SDGs」であり、講演前はむずかしい事かなと思っていたが資料を
 見ながら詳細を知ることができた。

・全てのゴールは関連しあっている。できることから行動を始めていることが大事。
 こどもにも伝えやすいと思いました。

・SDGsが何なのか私たち消費者は何をしたらいいのかということまで幅広く学ぶことができました。

・「未来からの借り物」という言葉がありましたが、今の私たちにできることをし
 ていく事が重要であると感じます。便利になりすぎた世の中。ここまで便利にな
 る必要もなく、少しの不便を感じるぐらいの生活でも良いと思う。何かという限
 定はないが、周りに知ってもらうということをしていきたい。

・まずは食品ロス。自分ができることもしっかりと再考してみようと思います。
 今まではオーガニック認証ばかり気にしていましたが、今後は本日教えていた
 だいた認証マークにも気を付けてみたいと思います。